モデルルームは2608年に開発、完成したが、トラブルによって発売されることはなかった。
MODEL ROOMは怪物であり、異世界へと精神を転送する装置だ。
開発者たちの無念、そしてとある一人の少女によってモデルルームは怪物となった。
その少女はモデルルームの発案者の一人娘だった、彼女は不治の病に侵され、足も腕も自由に動かすことができなかった。そんな彼女のためにこのヘルメット型のゲーム機は開発されたのだ。ゲームの中なら彼女は自由を手に入れることができた。
発売中止となったモデルルームはただ一人、その少女にひそかにプレゼントされた。
モデルルームはプレイヤー同士の対話を前提に作られたものだ、彼女もそのことは知っていた。だから一緒に遊ぶ人間を望んだのだ。
願いによって怪物になったMODEL ROOMは自身のコピーを彼女と同じように現実で自由を手に入れられなかった人々のもとへと送った。
発売中止となったモデルルームがどのタイミングで遊べなくなったのか、いつからそれが精神を異世界に飛ばす装置となったのかはわからない。
インク 彼は小説家だ、同じ小説家の知り合いからモデルルームを譲り受けた、と認識している。 彼は他の人よりかは現実を知っていて、受け入れている。MODEL ROOMを動かし、崩壊の可能性を持ってくる彼がなぜMODEL ROOMに選ばれたのかはわからない。
スター 彼はアイドルだ。幼いころの彼は芸能界に憧れていて、彼の姉や両親もそれを望んでいた。初めのころは何の問題もなかった。いつからか彼は自分のためではなく周りのために、仕事をするようになってしまった、それでも彼はアイドルという仕事が好きだった、それを好きでいるために少し離れる時間が必要だったのだ。彼は古くからの友人の勧めでこのゲームを購入したと認識している。MODEL ROOMは彼の状態を改善しないが悪化もさせない。プレイヤーの中では比較的安定している人間だ。